はじめに
トライアンフのボンネビルシリーズの中でクルーザーとしての役割を持つボバーとスピードマスターの2台。
スペックも価格も同じ2台ですが、どちらを購入するか迷っている方も少なくないのでしょうか?
どっちを買ったらいいんだ!なんて、贅沢な悩みを抱えて色々と調べている時間は幸せな一時ですよね笑
本記事では、そんな悩めるバイカーの皆様(自分も含め)に向けて、
イギリスのモトブロガーで比較のわかりやすさに定評のある
「MOTOBOB」氏の比較レビューを参考にまとめていきたいと思います!
※乗っているモデルに少し違いがある場合もあるので、プラスアルファの説明や意訳を含む場合もあります。
スペック比較
それではまず簡単にスペックの比較を見ていきましょう!
車種 | ボバー (Bobber) | スピードマスター (Speedmaster) |
希望小売価格(税込) | ¥1,790,000 | ¥1,790,000 |
エンジン形式 | 水冷 SOHC 並列2気筒 8バルブ 270° クランク | 水冷 SOHC 並列2気筒 8バルブ 270° クランク |
クラッチ/ トランスミッション | 湿式多板式 アシストクラッチ 6速 | 湿式多板式 アシストクラッチ 6速 |
排気量 | 1200 cc | 1200 cc |
最高出力 | 78 PS @ 6,100 rpm | 78 PS @ 6,100 rpm |
最大トルク | 106 Nm @ 4.000 rpm | 106 Nm @ 4.000 rpm |
重量 (wet) | 252 kg | 264 kg |
シート高 | 690 – 700 mm(調整可能) | 705 mm |
電子制御 | ABS、クルーズコントロール、 ライディングモード2種類(ROAD、RAIN) 切替式トラクションコントロール | ABS、クルーズコントロール、 ライディングモード2種類(ROAD、RAIN) 切替式トラクションコントロール |
タンク容量 | 12 L | 12 L |
フロントタイヤ | 32ワイヤースポーク、16 x 2.5 MT 90 B16 | 32ワイヤースポーク、16 x 2.5 MT 90 B16 |
リアタイヤ | 32ワイヤースポーク、16 x 3.5 150/80 R16 | 32ワイヤースポーク、16 x 3.5 150/80 R16 |
フロントブレーキ | Ø310mmツインディスク Brembo 2ピストン スライディングアキシャルキャリパー | Ø310mmツインディスク Brembo 2ピストン スライディングアキシャルキャリパー |
リアブレーキ | Ø255mmシングルディスク Nissin シングルピストンスライディングアキシャルキャリパー | Ø255mmシングルディスク Nissin シングルピストンスライディングアキシャルキャリパー |
フロントサスペンション | Ø47mm Showa カートリッジフォーク | Ø47mm Showa カートリッジフォーク |
リアサスペンション | モノショックRSU、リンケージ付き、プリロード調整式 | モノショックRSU、リンケージ付き、プリロード調整式 |
それぞれの特徴と違い
スペックはほぼ一緒!
それではMOTOBOB氏が実際に試乗、触れて感じたポイントを見ていきましょう!
ボバー(Bobber)の特徴
スリムでミニマルなポロポーションのボバー(Bobber)
シングルシートにモダンルックなミラーやマフラーと、新車の状態から既にカスタムされたような見た目の新型ボバー。シックなカラーリングもボバーのおすすめポイント!
ライディングポジションとキビキビとした走り
フラットなハンドルバーとスピードマスターと比べてやや後ろに位置するステップのおかげでワインディングでのキビキビとした走りを楽しみたい人にはおすすめポイント!
スピードマスターに比べて12kg軽量な車体はアクセルレスポンスやコーナリングの切り返しの良さ、サスペンションの動きにもワインディングの走りに良い影響があったよ!
スピードマスター(Speedmaster)の特徴
タンデムシート
これが影響してスピードマスターを選ぶ人もいるかもしれないけど、シングルシートのボバーに対してこちらはタンデムシートが装備されてるね!社外オプションでボバーにタンデムシートを取り付けるのも可能だけど、ちょっと高額だからね…
快適なポジション
アップライトでライダー側にしぼりのあるハンドルバーと足を前に投げ出すようなポジションでのクルージングは快適そのもの。オプションでボバーと同じステップ位置にすることも可能だけど、このままで1日座っていられるくらい快適だよ!
でも、普段ボバーのようにストレートタイプのハンドルバーのバイクに乗っている人はスピードマスターのハンドルバーに慣れるのは少し時間がかかるかもね!ワインディングをアグレッシブに走るようなポジションではないね!でも一度慣れたら全然問題ないし、ゆったりなクルージングにはぴったりだよ!
シート
2021年モデルから新しくなったシートは形も座り心地もとっても快適!特にボバーと比べるとクッション性も優れているよ!
ツーリングアクセサリー
ロングスクリーンとパッセンジャー用のバックレストが選べるのはスピードマスターのみ!特にロングツーリングで風除けになるスクリーンは助けになるよね!ちなみにサイドバッグはどっちも選べるよ!
結論
さて、結論どっちを買った方が幸せになれるの??
ボバー(Bobber)を検討すべき人
スタイリッシュかつ、走りを楽しみたい人!
クイックなハンドリングと軽量な車体でアグレッシブな走りを楽しめるのはボバー!
スピードマスター(Speedmaster)を検討すべき人
ゆったりとスタイリッシュに週末のツーリングを楽しみたい人!
アクティブにワインディングを攻めるのは少し苦手だけど、二人乗りでゆったりと景色を見ながら週末のお出かけに使うならスピードマスター!
モトブロガーMOTOBOB氏が選ぶのは??
ボバーのスタイリングと走りはすごく良いし楽しかったんだけど、買うならスピードマスターかな!
ツーリングオプションのスクリーンとバッグを付けて、ブラックカラーを選択してエンジンケースの色とマフラーを変えてしまえばボバーのカッコいいスタイリングに似せることも出来るしね!
個人的感想
いやー、これも難しい2台ですね!
スタイリングと走りは圧倒的にボバー(Bobber)だけど、タンデムシートが無いバイクを買ったら妻に怒られそうな気も…笑
バイクは一人で乗って楽しむものだぜ!って言っても大丈夫な人ならボバーかな?
でもMOTOBOB氏の言う通り、ツーリングオプションとカラーリングさえ変えてしまえばスペックの同じスピードマスターの方が良いのかも…
結局ポジションも後で変更できますしね!
うーん、結局さらに悩む!笑
みなさんの意見も良かったらコメントに寄せてくださいね!
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